金箔仏壇ができるまで

1. 材料選定・木取り加工
お仏壇の材料となる木材は桧や朴ノ木などを用い、木肌、木姿、節などを選定基準に厳重に選木します。厳しく選ばれた材料は木目の良し悪しなどを考慮しながら、各部分別に無駄のない木取りが行われます。そしてお仏壇ごとに加工され木地が出来上がります。
2. うるし塗り
うるし塗りは下地から上塗まで数回繰返し塗りを重ねます。うるしの美しさや光沢、耐久性はこの工程の密度により決まるといわれ、職人の経験と勘が要求される高難度の工程です。うるしは非常にデリケートなので塗りの際には細心の注意がはらわれます。
3. 箔押し
うるし塗りが仕上がったものに金箔を押します。金箔は日本の金箔生産量99%を占める金沢産を使用。金箔を押す際の接着剤にうるしを用いますが、その拭取りの量により光り仕上、消し仕上に分けられます。金箔押しの作業もうるし塗りと同様に職人の高度な技術が求められる工程です。
4. 組み立て・完成
こうして仕上がったものに蒔絵や錺金具、彫刻が施され、組み立てることで完成します。近年では金仏壇の塗替え需要も多く、仏壇を分解し改めて製作工程をかけることから新仏壇製作と同様に日数的には1ヶ月半程度を要しますが、新品を購入するより安価でできることから金仏壇の塗替えの注文も増加しています。

TOP